御領せせらぎ水路|住宅街の裏道に水郷の風景、鯉が泳ぎ田舟が出る【大東市御領】

日常

大東市御領の「御領(ごりょう)せせらぎ水路」に行ってきた。住宅街の中に、突然あらわれる癒しの空間や。

御領せせらぎ水路と遊歩道
水路沿いに遊歩道が続く

前にウーバーの配達をしてて、アプリが指示するルートを走ってたら、この裏道に出た。それからずっと気になってた。

今日はゆっくり見に来た。


大阪にこんな風情のある場所があったとは

御領せせらぎ水路と橋
水路と橋。緑が多い

大阪にこんな風情のある場所があったなんて、知らんかった。裏道に入らんと気づかへんやろな。

水路には鯉が泳いでて、緑も多い。

水路を泳ぐ鯉
鯉がゆったり泳いでる
睡蓮の葉と鯉
睡蓮の葉の下にも鯉
御領せせらぎ水路ののぼり
「御領せせらぎ水路」ののぼり。保存会が立ててる

田舟に乗れる。4〜9月の第1・第3日曜

田舟乗り体験の案内板
田舟乗り体験の案内

この水路、定期的に船が出る。昔の農業用の小舟「田舟(たぶね)」に乗る体験ができるんや。案内板によるとこうなってる。

  • 区間:船着場から船着場まで、一方向で約10分
  • 日時:4月〜9月の毎月第1・第3日曜日、午前10時〜12時
  • 最終出船:午前11時30分(令和8年6月の貼り紙で変更)
  • 定員:大人5人・子ども7人
  • 料金:1回100円(同時に体験証がもらえる)
  • 天候によっては中止

今年の運航は9月で終わり。次は来年の4月からや。乗ってみたいので、来年の日曜に合わせて来ようと思う。


「水郷の里 御領」の歴史

水郷の里 御領の説明板
大東市教育委員会の説明板「水郷の里 御領」

説明板によると、御領村は旧深野池(ふこのいけ)の堤の西側にあって、河内を代表する水郷地帯やったそうや。

標高1m50cmほどの低い湿地で、昔から水路(井路)が縦横に走ってた。「三枚板」と呼ばれる田舟が、運搬の中心やったらしい。

水路沿いには、舟から直接荷物を出し入れできる「段倉(だんぐら)」という倉が建てられた。浸水を防ぐため、一段高いところに造った倉や。

大正の終わりから昭和40年ごろまでは、稲作とあわせてレンコン作りが盛んやったとのこと。

御領せせらぎ水路の説明板
平成22年に御領自治会と大東市が立てた説明板

都市化で水路が分断されて、水が流れんようになった時期もあった。今は下水の処理水を送って水質を良くして、「水郷の町 御領」を復活させたそうや。

日常の管理は地元の人がやってる(アドプト制度)。なお水は処理水なので、水遊びには向かないと書いてあった。

御領せせらぎ水路のイラストマップ
イラストマップ。菅原神社や大楠、田舟小屋が描かれてる

立派な屋敷が並ぶ

水路沿いの屋敷
辺りには立派な屋敷が多い

水路のまわりは立派な屋敷が多い。黒い塀と白い壁が、水路の景色によう合ってる。

屋敷の庭木
庭木も手入れされてる
大阪都市景観建築賞の碑
平成16年度の大阪都市景観建築賞・大阪府知事賞の碑

大阪都市景観建築賞(大阪府知事賞)の碑もあった。平成16年度に、水路に面した住宅が受賞したものらしい。


真ん中に菅原神社と大きなクスノキ

菅原神社の鳥居と本殿
菅原神社。水路に囲まれた村の中心にある

水路の中心に菅原神社がある。境内には立派なクスノキが立ってた。

菅原神社のクスノキ
境内のクスノキ。根の張り方がすごい
保護樹木の看板
大東市の保護樹木「第1号」。昭和59年3月30日指定

看板を見たら、大東市の保護樹木の第1号やった。

御領と書かれたシャッター
「御領」とでかでかと書かれたシャッター

境内には「御領」とでかでかと書かれたシャッターがあった。中には地車(だんじり)が入ってるんかな?


御領みのり公園

土地区画整理の竣工記念碑
「大東市御領土地区画整理 竣工記念碑」

水路の東の端には「御領みのり公園」がある。入口には、土地区画整理の竣工記念碑が立ってた。

御領みのり公園の入口
御領みのり公園の入口
柳と池
柳が池に映える
木陰の園路
木陰の園路。夏でも歩きやすい

住道駅からハローサイクリングで来るのもあり

ハローサイクリングのステーション
水路の近くにハローサイクリングのステーションがある

水路の近くに、シェアサイクル「HELLO CYCLING」のステーションがあった。

住道駅前のサイクルステーションで借りて、ここで返すのもありやな。住道駅からは徒歩だと25分くらいかかる。

大東市アドプト・水路の看板
「大東市 アドプト・水路」の看板

基本情報

名称御領せせらぎ水路
住所〒574-0064 大阪府大東市御領1丁目2-10
見学自由
水路の長さ約290m(田舟が通れるのは片道約150m)
田舟乗り体験4月〜9月の第1・第3日曜日 10:00〜12:00(最終出船11:30)
1回100円・大人5人/子ども7人まで・天候で中止あり
管理御領せせらぎ水路保存会
アクセスJR学研都市線「住道」駅から徒歩約25分
近鉄バス「御領東」から徒歩約7分
シェアサイクル近くにHELLO CYCLINGのステーションあり

※田舟の情報は2026年9月の現地の案内板、長さとアクセスは大東市・大阪府の公式サイトによります。運航日は変わることがあるので、行く前に確認を。


まとめ

住宅街の裏道に入ると、水路と鯉と屋敷の景色が急にあらわれる。大阪にもこんな場所があると知れただけで、来た甲斐があった。

次は田舟に乗りに来たい。来年の4月、第1か第3の日曜や。

大東市やと、住道駅前広場や野崎観音、中垣内浜公園にも行ってる。

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