住道駅前広場|広くてすごしやすい、毎月最終水曜はナイトマーケット【大東市】

日常

大東市のJR住道駅前広場に行ってきた。駅の北側、線路をまたぐデッキの上が広場になってる。

とにかく広い。そして人が多すぎず、ベンチに座ってぼんやりできる。

駅前でこれだけゆっくりできる場所は、なかなかない。

住道駅前広場とモニュメント
デッキの上がまるごと広場になってる

朝マックを持ち帰って、ここで食べる

この日は昼から勤務やった。朝、会社でエッグマフィンをもらったけど、腹が減ってなくてコーヒーだけ飲んだ。

マフィンは持ち帰って、駅前広場で食べることにした。

ベンチに置いたエッグマフィンとセブンカフェ
セブンカフェを買ってベンチで

駅構内のセブンでコーヒーを買って、ベンチに座って広げる。

エッグマフィン
久しぶりに食べたエッグマフィン

久しぶりに食べたら、これがなかなか美味かった。場所が変わると味も変わる。


北側の広場は2階。吹き抜けが面白い

駅前広場の北側は、地面から見ると2階にあたる。真ん中が吹き抜けになってる。

駅前デッキの吹き抜けから下を見る
吹き抜けから下を覗くと、バイクが並んでる

上から下を覗いたり、下から上を見上げたり。それだけでちょっと面白い。

デッキを下から見上げる
今度は下から見上げる

自転車でも上がれる。エスカレーターもある

デッキへはスロープが付いてるので、自転車を押したまま上がれる。

駅前デッキへ上がるスロープ
このスロープで自転車ごと上がれる

階段しかないと自転車で寄る気にならんけど、これなら気軽に立ち寄れる。

上りのエスカレーターもあった。荷物が多いときや、暑い日はこれがありがたい。


1階はバイクの一時駐車場

住道駅の1階のバイク一時駐車場
1階のバイク駐車スペース。区画がきっちり引いてある

吹き抜けの下、1階部分がバイクの一時駐車場になってる。区画が引いてあって、けっこうな台数が停まってた。

こちらは有料。正式には「大東市立住道駅前自動二輪車等駐車場」という名前で、入口に料金の掲示が出てた。

大東市立住道駅前自動二輪車等駐車場の料金掲示
入口の掲示。2時間までは無料や
  • 125ccまで:1日1回 250円(当日24時まで)
  • 125cc超:1日1回 300円(当日24時まで)
  • ただし1回2時間までは無料

2時間まで無料は大きい。買い物や、ちょっと用事を済ませるだけなら、これでタダで済んでまう。

1日置いても、125ccまでなら250円。自分のPCXはこの区分やから、朝から夜まで停めても250円で収まる計算になる。

出るときは、先に事前精算機で精算して、その駐車券を出口の読取口に入れる方式や。定期利用の人は定期券をパネルに当てる。


毎月最終水曜はナイトマーケット

行ったとき、広場のあちこちでテントを設営してた。何かあるんかなと思ってたら横断幕を見つけた。

毎月最終水曜のナイトマーケットの横断幕
横断幕に日時が書いてあった

「毎月最終水曜のナイトマーケット 16:00〜21:00 @JR住道駅前デッキ」

主催は大東公民連携まちづくり事業株式会社。16時からなので、昼勤の帰りでも間に合う。

住道駅前広場のモニュメント
この日はテントの設営中やった

この広場、ちょくちょく催しをやってるみたいや。次は夜市の日に来てみたい。


ライオン像がスペインと繋がってた

広場に黒いライオン像の噴水がある。最初はただのモニュメントやと思ってた。

住道駅前広場のライオン像噴水
黒御影石のライオン像

横の説明板を読んで、これが ただの飾りやないことが分かった。

ライオン像噴水の説明板
説明板を読むと話が急に大きくなる

説明板によると、この像はスペイン南部アンダルシア地方のアルハンブラ宮殿、その中庭にある12頭のライオンの彫刻をモチーフにしてる。

なぜスペインか。大東市の三箇(さんが)がキリシタンの里やったからや。

石文化と三箇キリシタンの歴史、それとスペインを繋げてデザインされたものらしい。素材は黒御影石。


広場で大東市の歴史が学べる

広場には説明板がいくつも立ってて、読んでるだけでこの土地の歴史が分かる。

「三箇城と三箇キリシタン」の説明板
「三箇城と三箇キリシタン」の説明板

いちばん驚いたのがこれ。16世紀の戦国時代、この平野には深野池(ふこのいけ)という湖のような大池があった。

三箇の地はその中の三つの島に分かれてて、島のひとつに三箇城が築かれてた。水運の要所やったらしい。

城主の三箇サンチョ(三箇伯耆守頼照)は、飯盛城を居城とした三好長慶の重臣

永禄7年(1564年)に飯盛城で洗礼を受けて、熱心なキリシタンになったそうや。

宣教師ルイス・フロイスがローマへ送った書簡には、こんなことまで書かれてる。

  • サンチョは「善良、高潔、賢明で真の父のような人」と評価された
  • 城とは別の島に聖堂を建て、湖上の聖堂で15年のあいだ復活祭と降誕祭が祝われた
  • 胡弓の伴奏で賛美歌を歌い、キリシタン劇を上演した
  • 大小90隻以上の船を浮かべて魚を獲った
  • 信者・見物人あわせて約3000人が集まり、五畿内で一番大きく綺麗やった

戦国時代の大東市の湖の上で、3000人が集まって復活祭をやってた。その話がヨーロッパまで知れ渡ってたという。

駅前のベンチに座って読む話としては、なかなかスケールが大きい。

ほかにも「祝 国史跡指定 飯盛城跡」の横断幕や、「大東八景」の案内板もあった。

駅前の案内図もベンチ付きで置いてある。座って眺められるのがええ。


深野池、また出てきた

この深野池、実は前にも出てきてる。

專應寺の説明板に、大坂城の石垣の石を「野崎の浜」から船に積んで、旧大和川(深野池・寝屋川)を下って運んだ、と書いてあった。

そして中垣内浜公園の「浜」も、この深野池の岸辺やった名残や。

湖はもう無いけど、地名と説明板の中にだけ残ってる。歩いてるとそれがだんだん見えてくる。

住道駅前を流れる川と生駒の山
今は川が流れてる。奥に見えるのが生駒の山

駅構内が便利すぎる

広場のすぐ側、駅構内に店が揃ってる。買ってきて広場のベンチで食べる、という使い方ができる。

  • セブンイレブン
  • スターバックス
  • ゼッテリア

コーヒーでもハンバーガーでも、好きなもんを買って広場へ持っていける。これがこの場所のいちばんの強みやと思う。

JR住道駅の外観
JR住道駅。改札を出てすぐ広場

宿題やった陶板壁画、見つけた

前に来たとき、説明板に「駅構内に陶板壁画がある」と書いてあった。深野池と三箇の島を描いた絵が元になってるらしい、というやつや。次に来たときに探す、と書いて宿題にしてた。

今回それを見つけた。駅の構内、通路の壁一面に貼られてる。

住道駅構内の陶板壁画の全景
壁いっぱいの陶板壁画。左上に「躍進」の題字がある

一枚ずつ形の違う陶板を組み合わせてあって、山並みと水の流れらしき線が彫り込んである。近くで見ると、けっこうな迫力や。

右下に銘板があった。

陶板壁画の銘板(平成2年・大東ロータリークラブ)
銘板。平成2年、大東ロータリークラブの寄贈

読み取れた範囲では、こう刻まれてる。

この地から昔の河内平野(現在の大東市付近)を眺めて描かれた風景画をもとに、躍進をつづける大東市の未来を展望しつつ、信楽の里で陶板焼にて製作した

平成2年 大東ロータリークラブ

平成2年(1990年)の寄贈で、焼いたのは滋賀の信楽。題字は「躍進」や。

説明板で読んだ深野池の話が、そのまま壁の絵になってる。駅を使うだけやったら、たぶん一生気づかんまま通り過ぎてた。宿題にしといてよかった。


夜の広場もええ

夜の住道駅前広場
夜は照明が灯って雰囲気が変わる

夜に来ると照明が灯って、昼とは全然ちがう顔になる。人も少なくて静かや。

ナイトマーケットの日はここが賑わうんやろうなと思うと、余計に来てみたくなる。


基本情報

場所JR住道駅前広場(大阪府大東市)
アクセスJR学研都市線「住道駅」直結。改札を出てすぐ
入場無料・24時間
設備ベンチ多数、スロープ、上りエスカレーター、案内板
バイク駐車1階に一時駐車場あり(大東市立住道駅前自動二輪車等駐車場・有料)
バイク駐車料金1回2時間まで無料
125ccまで 1日1回250円/125cc超 1日1回300円(いずれも当日24時まで)
駅構内の店セブンイレブン/スターバックス/ゼッテリア
イベント毎月最終水曜 ナイトマーケット 16:00〜21:00
主催:大東公民連携まちづくり事業株式会社(072-800-5360)

※料金や開催日は取材時点のものです(バイク駐車場の料金と陶板壁画は2026年9月6日に確認)。


まとめ

駅を出てすぐ、買ったもんを持ってベンチに座れる。それだけの場所やけど、それがありがたい。

しかも読む気になれば、戦国時代の湖とキリシタンの話まで出てくる。

前に書いた宿題の陶板壁画も、今回ちゃんと見つけた。バイクの駐車料金も分かった。行くたびに一個ずつ埋まっていく。

野崎観音野崎まいり公園とあわせて、大東市はまだまだ掘れそうや。

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